Ông Táo (台所の神様)の日

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旧正月の1週間前はオンタオ(かまどの神様)の日です。簡単に言うと、オンタオが各家庭の一年の出来事を天界の神様に報告しに行く日です。祭壇にお供え物をし(普段から結構していますが)、紙のお供え物を燃やします。オンタオは大晦日に戻って来ますが、その時も同様の儀式をします。

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ちなみに、僕の彼女は自分のことを「I'm not religious(信心深くない)」と言っていますが、こういった伝統行事はきちっとやる人です。毎週日曜教会に礼拝に行く、といったような方と比べればそうかもしれませんが、初詣も行かないことが多い僕のような人間から見ると、十分信心深いように感じます。

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ベトナムのメインの宗教は仏教ですが、そこに道教儒教などが混在していています。神道と仏教をはじめとして色んな宗教がごっちゃになっている日本と似ていますが、信仰心の強さではベトナムの方が上なのかもしれません。まぁだからどうということが言いたいわけではないですが^^;

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それにしても、伝統行事関係では漢字が書かれたものがたくさん目に付きます。ベトナムは長らく中国の支配下にあったため元々漢字文化圏でしたが、フランスの植民地時代にキリスト教の普及のため発明された、アルファベットに声調記号を付けた文字(Chữ Quốc Ngữ)が普及しました。その後、1945年の独立時に公式文字として正式に採用された結果、現在ベトナムでは基本的に漢字を読めるのは中国語と日本語の学習者のみとなっています。にもかかわらず、こういった伝統に関するものは依然として漢字が印字された従来のものを使用しているのは興味深いです。