留学エージェント選びのポイント

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留学エージェントの選び方に関する4つのポイント

僕は、カナダ、マルタ、フィリピンの3か国の語学留学・ワーホリ経験があります。その3回とも留学エージェントを利用しました。その経験から語学留学(ワーホリ)エージェントをどう選べばいいかということについて述べたいと思います。

①無料か有料か

②銀行送金レートへの上乗せの有無

③提携している(追加費用なしで手配できる)学校の数

④現地オフィスの有無

ポイントは以上の4点です。

①無料サービスで十分

留学・ワーホリエージェントには有料エージェントと無料エージェントの二つがあります。無料エージェントの場合、基本サービスは無料で、プラスアルファとして有料のオプショナルサービスを提供しているところが多いです。基本サービスとは、①語学学校や現地情報等留学先を選びのための情報提供②語学学校の入学手続き③宿泊先(寮、ホームステイ、ホテル等)の手配、の3点です。ぶっちゃけ基本サービスのみで十分です。無料エージェントは学校側からの紹介(販売)手数料を利益とし、有料エージェントはそれプラス手数料を上乗せしています。つまり同じサービス内容なのにこちらが払う金額が違ってくることになります。なのでエージェントを利用するなら無料エージェントをおすすめします。

現地空港からの送迎などの手配・手続きに関しては、無料エージェントでも別途手数料がかかる場合が多いです(※エージェントや移動距離によって色々)。このサービスに関しては、海外に慣れていて自力で辿り着けそうだと思えば、なしで、自信がなければ、利用すればいいかなと思います。帰りは土地勘が付いているでしょうから大丈夫だと思うので、片道のプランがあれば行きだけ利用すればいいかなと思います。

留学する上で他に必須なものと言えば、ビザ、航空券、海外保険ですが、これらは自分で手配できます。ワーホリビザにしても申請方法は検索すればいくらでも情報はヒットしますし、別に難しいものではないです。僕もカナダワーホリビザは初めてのビザ申請でしたが、自分でネットで調べて取得しました。エージェントが「ビザは失敗したら大変なので弊社がサポート(有料)しますよ」なんて言ってくるかもしれませんが、これくらいの手続きは自分で出来るようになっていた方が後々安心です。尚、フィリピンに関しては現地に行ってからビザを取得します。手数料はかかりますが、学校側が手配してくれますし、やろうと思えば自分でも申請できます。海外での生活では色々トラブルもありますし、何かの手続きをしないといけない場面も出てきます。初めての留学・ワーホリの場合、色々心配なのは分かりますが、エージェントにおんぶにだっこにならないようにしましょう。僕のまわりを見ても、自分である程度のことができる人の方がより良い留学生活を送っていました。

②送金レートに要注意

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みずほ銀行HPの各国通貨公示相場より

無料エージェントならどこでも同じ金額(学校が提示している学費)かと言うと、そうではありません。銀行送金レートに注意して下さい。エージェントは生徒(顧客)から支払われた学校費用を語学学校に支払う必要があります。その際、どういうレートで海外送金をするかということが重要になります。良心的なエージェントは請求書の作成時に各銀行のTTS(Telegraphic Transfer Selling rate=電信売り相場)をそのまま適応します(例えば、みずほ銀行のTTS一覧はこちら)。せこいエージェントはTTSよりも数円高いレートで請求します。例えば、学校費用が5,000ドルでTTSが105円だとすると、本来の支払いは525,000円ですが、送金レートに5円上乗せして110円にすると550,000円になり、25,000円も余分に取られることになります。数か月語学学校に通う場合、たった数円・数%の上乗せでもかなりの額になります。実際、僕も複数のエージェントにカウンセリング・見積もりをしてもらいましたが、この上乗せをしれっとやっているエージェントがありました。

③提携校の数は多い方がいい

提携校の数も重要です。提携校が少ないエージェントは「厳選しています」と言います。つまり質で勝負しているという主張ですが、銀英伝のヤン提督が言うように「そんな考えは数をそろえられなかった者の自己正当化にすぎません」。提携校は多い方が良いです。予めご自分で調べて行きたい学校が決まっているならともかく、たいていの人は決まっていないでしょう。シンプルに買い物を想像して下さい。品揃えが良い店と悪い店、同じ金額ならどっちを選びますか?選択肢は多いにこしたことはありません。

エージェントが提携校を絞る理由は、主に二つ考えられます。まずは単純に多くの学校と提携できる(取引先を開拓できる)ほどの力がないという場合です。契約に関する手続き的なこともそうですが、契約を結ぶ前には学校を知るために色々調査もしないといけません。そういういったことがなかなかできない会社だということです。もう一つは、より高い手数料を得たい、という理由です。旅行会社とホテル・宿の関係で説明します。旅行会社もホテル・宿の予約を取る(販売する)ことで紹介(販売)手数料が貰えます。多くの顧客を獲得してくれる旅行会社にはより高い比率を支払うことになります。なぜなら、この手数料が低いと旅行会社がそのホテルを使うインセンティブが下がり、ホテル側は顧客を逃すことに繋がるからです。手数料が高いとその逆で、できるだけそのホテルを使おうということになります。つまり、これと同様、留学エージェントがあなたにその学校をすすめるのは、あなたの特性・目的に合致しているからではなく、より多くの手数料を得たいからかもしれません。あからさまに生徒の希望と異なる学校をすすめることはないでしょうが、似たような選択肢の中から留学エージェントに有利な学校をすすめることは十分あり得ます。

ちなみに、送り出している生徒数の多い学校は、まぁ悪い学校ではない、ということは言えるかもしれません。ダメな学校なら生徒から苦情が来ますから、流石にエージェントもそんな学校は使わなくなります。その意味で、送り出している生徒数の多い学校は無難な選択ではあります。以上のことを念頭に入れて、他の学校との比較を詳しく説明できない限り、エージェントの「おすすめ」は鵜呑みにしない方が良いと思います。

④現地オフィスはあった方が良い

僕はバンクーバーに滞在した時、現地オフィスは最初の月に2、3回利用したくらいですし、多くの方はそれほど現地オフィスを使うことはないかと思います。それでも、必須条件ではないですが、現地オフィスはあった方が良いです。なぜなら現地オフィスがあるということは現地にエージェントのスタッフが常駐しているということであり、それだけエージェントが現地のリアルな情報を豊富に持っているということだからです。もちろんエージェントは現地オフィスがなくても電話での問い合わせや現地視察は行いますが、現地に常駐スタッフがいる場合の方がより詳しい・新しい情報を持っているのはお分かりいただけると思います。つまり、現地オフィスの有無は滞在中のサポートだけでなく、国・都市選び、学校選びの段階で差が出るということになります。僕としては、現地でのサポートよりも留学先を選ぶための情報の方が重要なのではないかと思います。また、エージェントにもよりますが、現地にオフィスがあるエージェントはホームステイ先の選定を学校任せにしないという利点もあります。


以上、4点が留学エージェント選びのポイントになります。参考になれば幸いです。ご質問等がございましたら何でもお気軽にコメント欄か問い合わせフォームからお尋ね下さい。分かる範囲でお答えしたいと思います。