ベトナム人の「ありがとう」言わない説は本当か?

ベトナムネタを扱うブログでよく目にする「ベトナム人はお礼を言わない」っていう話ですが、本当にそうなのでしょうか?日本人ほど頻繁に言わないのは間違いないと思いますが、では極端に少ないかというと本当にそうなのかな?っていうのが個人的な感想です。

このユーチューバーさんは日本育ちのベトナム人バイリンガルの方なのですが、彼女も文化的な理由から「『Cám ơn』はあまり言わない」と説明しています。そして「Cám ơn」使う場合はそれ単独ではなく「Cám ơn anh」みたいに語尾に人称代名詞を付けるのが一般的とのこと。ただ、僕が気になっている「どの程度(頻度)使うのかについては述べられていません。

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ホイアンにある喫茶店「リーチングアウトティーハウス」のコミュニケーションツール

ちなみに、日本語の「ありがとう」の語源は「有り難し」。つまり「貴重な得難いことなので感謝する」というのが日本的価値観です。一方、ベトナムでは助け合うことが当然なので、些細なことにいちいちお礼を言うとよそよそしく(壁を)感じる、という文化があります。確かにそういう文化なのは本当のようですが、ベトナム語が全く分からないながらも僕の彼女のベトナム人同士の会話を聞いているとちょくちょく「Cám ơn」(人称代名詞付き)という言葉が聞こえてくるですよね。Facebookのコメントでも結構使っています。人によるってことなんでしょうか?

多くのブログ記事で書かれている「ベトナム人はお礼を言わない」はもちろん全く言わないという意味ではないですが、かなり頻度は低いというニュアンスになっています。それらを見た人は「Cám ơn」は言わないでおこうと思うかもしれませんが、僕は普通に使っていいんじゃないかなと思います(ネイティブじゃないので間違ってもいいという意味ではなく)。ただ、できれば人称代名詞付きで。