関空勤務者が教える空港で忘れ物をした時の対処法

空港は忘れ物だらけ

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りんくう公園から臨む関空

最近関空で働き始めたのですが、トイレや保安検査場での忘れ物、預け荷物の引き取り忘れは本当に多いです。自分が遭遇する件数だけでも毎日何件もあります。そこで忘れ物に関する対処法をシェアしたいと思います。自分は大丈夫だと過信せず、いざと言う時のために予備知識として参考にしていただけたら幸いです。尚、関空の第一ターミナルでの説明になりますが、関空の第二ターミナルや他の空港でも建物の構造は違えど、基本的な流れは同じだと思います。空港はいくつかのエリアに分かれており、エリア毎に分けて説明します。

一般(パブリック)エリア

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まずは、一般エリアまたはパブリックエリアと言われる、保安検査を受ける前のエリア/到着口から出た後のエリアですが、このエリアはチケットの有無に限らず誰でも利用することができるエリアです。なので、このエリアでの忘れ物は一般的な施設と同様、各階の案内所(インフォメーション)に行けば、対応してくれます。ちなみに一番メインのカウンターは今月(2019年8月)移設された2階中央エスカレーター横のオペレーションセンターです。

国内線機内・国内線のゲートエリア

<国内線の飛行機の中>

機内での忘れ物に関しては航空会社スタッフが対応してくれます。一緒に降りてくる客室乗務員、ゲートで業務しているスタッフ、バゲージクレーム(荷物受取所)のカウンターにいるスタッフに頼めば持って来てくれます。また、出口を出てから気付いた場合でも一般エリアのカウンタースタッフが対応してくれます。

<ゲートエリア>

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国内線の保安検査を通過した後のエリアになります。例えば、飛行機から降りてゲート付近のトイレに寄ってその時に忘れ物をし、バゲージクレームの中で気付いた場合ですが、自分で取りに戻ることはできません(逆流禁止)南北の到着口に逆流を防ぐために常時配置されている警備員に頼めば対応してくれます。この警備員自体はその場を動くことができませんが、無線で動ける警備員を呼んでくれます。

国際線ゲートエリア

<到着>

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海外から関空に戻ってきた時に、国際線の飛行機から国際線到着口までの間のどこかで忘れ物をしたケースです。例えば、預け荷物を引き取らず到着口を出てしまったというような場合ですが、これも戻れない(逆流禁止)ので税関対応になります。一階の警備員に言えば税関の所に連れて行ってくれます。ちなみに、一階の南の一番端の通路の先にあります。

<出発>

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国際線の保安検査・出国審査後のエリアですが、ここが一番厄介と言うか、対応に比較的時間がかかる場所になります。出国審査後にそれ以前(例えば保安検査場)での忘れ物に気付いた場合、出発時間まで余裕があるなら、警備員に伝えれば対応してくれますが、忘れ物が戻ってくるまで結構時間がかかります。出発まで30分くらいしかないとかならとりあえず搭乗口(ゲート)に行って下さい。その時間なら搭乗口にエアライン職員がいるはずなので、彼らに伝えて取ってきてもらうのが一番手っ取り早いです。

※国際線は搭乗口が遠いので、時間との戦いになります。フロアマップや通路上の案内をちゃんと確認して搭乗口には間違えないよう十分気を付けた方がいいです。南北のウイングを間違ったりしたら致命的になる可能性もあります。

まとめ

最後にこういっちゃあれですが、ぶっちゃけ多少効率の良し悪しはあれ、エアライン職員、警備員、案内所スタッフの誰かを頼れば対応してくれます。例えば、エアラインや税関の管轄になり警備員が直接対応できない場合も、警備員が彼らに仲介してくれます。なので特に焦る必要はありません。ただ、上述の国際線で出発まで時間がない、という場合に限っては、搭乗ゲートに急いで向かい、エアラインスタッフに対応してもらうのが最速だということは覚えておいて損はないかなと思います。